《イエスと彼の弟子たちの目的について》(読み)いえすとかれのでしたちのもくてきについて

世界大百科事典(旧版)内の《イエスと彼の弟子たちの目的について》の言及

【イエス伝】より

…しかし啓蒙主義の近代的歴史意識に基づく学問的歴史研究の方法は,ドイツのプロテスタント神学を中心に,伝統的な教会教義に対する批判と学問的・批判的イエス伝研究を呼び起こした。その端緒とされるのがライマールスHermann Samuel Reimarus(1694‐1768)の《イエスと彼の弟子たちの目的について》(1778)である。ここに断片的ながら指摘された重要な問題点が,以後20世紀前葉までのイエス伝研究――合理主義と自由主義のイエス伝に大別される――において繰り返し論じられる。…

※「《イエスと彼の弟子たちの目的について》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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