イオン交換法(読み)いおんこうかんほう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「イオン交換法」の意味・わかりやすい解説

イオン交換法
いおんこうかんほう

イオン交換

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のイオン交換法の言及

【硬水】より

…またセッケンを溶かせば水に不溶のカルシウムセッケンやマグネシウムセッケンを生じてその効果を減じ,またそれらの沈殿が繊維に付着して除きにくいので,製糸,染色などの妨害になる。硬水の硬度を下げ,実用上支障のない水(軟水)にするには種々の方法があるが,現在盛んに行われているのは,イオン交換樹脂や合成ゼオライトなどのイオン交換体に,上述のような害のないナトリウムイオンなどを吸着させておき,その層に硬水を通して,水中のイオンを無害のイオンに置きかえるイオン交換法である。なお,炭酸水素塩として含まれている硬水は煮沸すると炭酸塩となって沈殿するので,これを除いて軟水化できることから一時硬水といい,硫酸塩の場合には煮沸で除くことができないので永久硬水という。…

※「イオン交換法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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