イギリス式アクション(読み)いぎりすしきあくしょん

世界大百科事典(旧版)内のイギリス式アクションの言及

【ピアノ】より

…これは一般にウィーン式アクションと呼ばれて一時ドイツとウィーンで流行し,ハイドン,モーツァルト,フンメル,ベートーベン,チェルニーらが愛用した。一方,イギリスでは突き上げ方式が発達し,1776年にエスケープメント(離脱装置)も発明され,ブロードウッドJohn Broadwood(1732‐1812)がさまざまな改良を加えて,1790年代にイギリス式アクションによる標準的なピアノを完成させた。このように,18世紀末からピアノには軽快なウィーン式アクションと力強い音のイギリス式アクションが共存したが,広い会場での公開演奏会の発達に伴ってイギリス式が勝利を収め,ウィーンでも1820年代にはイギリス式に移行した。…

※「イギリス式アクション」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む