世界大百科事典(旧版)内のイギリス王室の言及
【ジャズ】より
…ビックス・バイダーベック,デューク・エリントン,アート・テイタム,そしてジョージ・ガーシュウィンの作品には,その影響がよく表れている。
[伝播と逆輸入]
イギリス王室は早くから黒人の音楽・芸能に興味を抱き,すでに1850年代,ビクトリア女王は〈ダンスの王様たち〉と呼ばれたグループ〈ジュバ〉を王室に招いている。黒人芸人バート・ウィリアムスは第1次世界大戦前に,王室でケークウォークを披露したし,1919年には,ジャズをヨーロッパに紹介したW.マリオン・クックの黒人バンドも,御前演奏を行っている。…
※「イギリス王室」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」