イシン・ラルサ時代(読み)いしんらるさじだい

世界大百科事典(旧版)内のイシン・ラルサ時代の言及

【バビロニア】より

…またこの頃以降になって,南メソポタミアでは初めて土地の私的所有を前提とした耕地の売買や〈タムカールム〉と呼ばれる一種の商業資本家を中心とした活発な商業活動がみられるようになる。政治勢力としてのラルサの出現後は,イシンとラルサの間で覇が争われるが,いずれも他を圧するほどの力はなく,南部メソポタミアにおいても小国分立の状態が続き(イシン・ラルサ時代),やがてイシンはラルサに滅ぼされ(前1794),ラルサはハンムラピ(前1792‐前1750)治下のバビロンに滅ぼされる(前1763)。
[バビロン第1王朝時代]
 こうして前1763年バビロンは南メソポタミアを統一,次いで前1761年マリを滅ぼし,その支配領域を中部メソポタミアにまで広げた。…

※「イシン・ラルサ時代」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む