世界大百科事典(旧版)内のイタリアン・カンナの言及
【カンナ】より
…観賞用に栽培されている園芸種ハナカンナは,種間交配によって作出されたもので,多くは不稔になっている。それらは,1848年にフランスで作出された小型で大輪花をつけるフレンチ・カンナ系C.× generalis Baileyと,19世紀末にイタリアで作出された花がランに似たイタリアン・カンナ系C.× orchiodes Baileyに大別される。フレンチ・カンナ系の品種ではアメリカン・レッド・クロス(緑葉,鮮紅色花)(イラスト),ディバルトロ(紫銅色葉,桃色花),アンアーファン(緑葉,黄色に赤点のある花),ユーレカ(緑葉,白花),ノコミス(紫銅色葉,赤花)が,イタリアン・カンナ系ではキング・ハンバート(紫銅色葉,濃赤色の花)が有名である。…
※「イタリアン・カンナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」