イタリアン・カンナ(読み)いたりあんかんな

世界大百科事典(旧版)内のイタリアン・カンナの言及

【カンナ】より

…観賞用に栽培されている園芸種ハナカンナは,種間交配によって作出されたもので,多くは不稔になっている。それらは,1848年にフランスで作出された小型で大輪花をつけるフレンチ・カンナ系Cgeneralis Baileyと,19世紀末にイタリアで作出された花がランに似たイタリアン・カンナ系Corchiodes Baileyに大別される。フレンチ・カンナ系の品種ではアメリカン・レッド・クロス(緑葉,鮮紅色花)(イラスト),ディバルトロ(紫銅色葉,桃色花),アンアーファン(緑葉,黄色に赤点のある花),ユーレカ(緑葉,白花),ノコミス(紫銅色葉,赤花)が,イタリアン・カンナ系ではキング・ハンバート(紫銅色葉,濃赤色の花)が有名である。…

※「イタリアン・カンナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android