イタリア喜劇団(読み)いたりあきげきだん

世界大百科事典(旧版)内のイタリア喜劇団の言及

【フランス演劇】より

…なかでも,R.ガルニエとA.deモンクレティアンは,古代的規則の要諦とバロック的な対立・葛藤の表現を統合しようとした。喜劇についても古代の模倣が行われたが,より重要なことは,イタリア喜劇団によって,演技的にはコメディア・デラルテの高度な即興劇が,劇作術的には本格喜劇(コメディア・ソステヌータ)がもたらされたことである。後者はラリベーPierre de Larivey(1540ころ‐1619)の《幽霊》を生み,前者は16世紀末から17世紀初頭にかけての笑劇の活力を支えた。…

※「イタリア喜劇団」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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