イナーム地(読み)いなーむち

世界大百科事典(旧版)内のイナーム地の言及

【イナーム】より

…アラビア語では〈親切な行為〉〈施与〉などを意味するが,インド史では,ふつう,デカンとくにマラータにおいて,税を徴収されず世襲的に保有を認められる土地の賜与を意味した。このような土地をイナーム地とよぶ。一地方や村の世襲役人にとって,王から与えられる役得または恩給となるものであった。…

※「イナーム地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android