世界大百科事典(旧版)内のイボムシリの言及
【カマキリ(蟷螂∥螳螂)】より
…コカマキリStatilia maculataは体長4.8~6.5cm,黒褐色のカマキリであり,ヒナカマキリAmantis nawaiは好地性で体長2cm内外の小型の種類である。【山崎 柄根】
[文化史]
カマキリにいぼをかじらせると治るという俗信は日本各地で昔から行われていたようで,イボムシリ,イボジリ,イボムシなどの異名が残っている。また矢じりが深く入って抜きにくいときに,この虫を陰干しにしたものの粉末(権法散という)を傷口に塗ると矢じりが自然に出てくるという。…
※「イボムシリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」