世界大百科事典(旧版)内のイマーラの言及
【勧農】より
…古くから行われた宮中の籍田,親蚕の儀式も勧農の意味あいをもち,宋~清時代《耕織図》がえがかれたのも同じ意味をもっている。【谷川 道雄】
【イスラム社会】
イスラム社会では勧農をイマーラ‘imāraといい,これは元来居住や耕作を良好な状態にすることを意味した。イスラムの教えによれば,善政をしいてイマーラを行い,民生の安定と繁栄(マスラハ)を維持することは神の道にかなう行為(ハイル)であるとみなされる。…
※「イマーラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」