世界大百科事典(旧版)内のイミサンの祭の言及
【忌日】より
…佐渡では村によって異なるが,11月末日から12月卯の日と1月29日から2月4日の2回を忌の日といい,前者は祭り納めで後者は祭り始めといって,謹慎して過ごしたという。隠岐でも3月と11月の巳の日をイミサンの祭といい,大声や物音をたててはならぬ日とされている。伊豆諸島でも正月24,25日は日忌様とかカイナンボウという神が海から訪れて来る日とされ,山入りや仕事をさけて夜は戸を閉め切って明りもつけずに忌みこもる風習があった。…
※「イミサンの祭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」