世界大百科事典(旧版)内のイリヤの言及
【スラブ神話】より
…こうした昔話の形象や精霊はかつてはより大きな異教的神格であったと想像される。キリスト教の導入によって異教信仰が変形していった例としては,ペルーンが聖者イリヤに,ベーレスが聖者ブラーシーに,モーコシが聖金曜日の女聖者パラスケーエバに取って代わったことがある。これら聖人のイメージは近代の民衆生活において崇拝の対象として根強く保存された。…
※「イリヤ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」