世界大百科事典(旧版)内のイワイジンの言及
【屋敷神】より
…屋敷すなわち宅地内の一隅やこれに接続した小区画に,小祠を構えあるいは古木や石などを依代(よりしろ)にするなどしてまつられている神をいう。
[日本]
屋敷神という呼称は学術用語で,実際には地方ごとにウジガミ,ウチガミ,チジン(地神),荒神(こうじん),イワイジン(祝神)などの呼称があり,さらにまたまつられている神に即して稲荷,熊野など雑多な神名で呼ばれている。屋敷神呼称の雑多性は,勧請神進出の事実を示すとともに,修験や巫女(みこ)など信仰伝達者の活躍を物語るものと推定される。…
※「イワイジン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」