世界大百科事典(旧版)内のイワノフスキー,D.A.の言及
【タバコモザイクウイルス】より
…タバコモザイク病は,タバコの葉の表面に緑色の斑が現れ,葉の形がいびつになる病気として,古くから知られていたが,ながらく原因不明であった。1892年にイワノフスキーDmitri Alexevitch Iwanowsky(1864‐1920)は,タバコモザイク病のタバコの葉の汁液を細菌ろ過器でろ過して,そのろ過液に病原性があることを見いだした。これが,ろ過性病原体すなわちウイルスの存在を示した最初の実験である。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」