イングング(読み)いんぐんぐ

世界大百科事典(旧版)内のイングングの言及

【太鼓】より

…地域によっては棒の代りに馬の尾毛や紐を用い,これらを片手で引っ張りながら湿った指で長さに沿って摩擦する。現在では同じ構造のものを紐を下にしてつるし,紐を引きながら摩擦する方法で用いているベーレンブルンメンBärenbrummenもある(ブラジルのクイガquiga,ドイツのブルントップBrummtopf,南部アフリカのイングングingunguなど)。プラックト・ドラムplucked drum(摘奏太鼓)はフリクション・ドラムと構造は基本的に等しいが,紐を摩擦する代りにはじいて奏する(インドのコマックkhamak)。…

※「イングング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む