世界大百科事典(旧版)内のインフォーマル・オーガニゼーションの言及
【公式組織・非公式組織】より
…通常,〈組織〉といえば,これを指していう。これに対して,非公式組織(インフォーマル・オーガニゼーション)とは,個人間の接触・相互作用を通して自然発生的に形成されるもので,意識的な構造や制度をもたない社会的結合を意味する。この非公式組織は,アメリカのウェスタン・エレクトリック社ホーソーン工場で1924‐32年,レスリスバーガーFritz Jules Roethlisberger(1898‐ )らを中心に行われた,職場の能率に関する研究(ホーソーン実験)で,作業能率や生産性を高める要因として,その存在が発見されたものである。…
※「インフォーマル・オーガニゼーション」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」