インフレーショナリー・ギャップ(読み)いんふれーしょなりーぎゃっぷ

世界大百科事典(旧版)内のインフレーショナリー・ギャップの言及

【インフレ・ギャップ】より

…もし総需要がこの完全雇用産出高を超過していれば,財の価格は当然,上昇せざるをえないのでインフレーションが起こる。こうした観点から,総需要の完全雇用産出高に対する超過額をインフレーショナリー・ギャップ(略してインフレ・ギャップ)と呼ぶ。反対に,総需要は完全雇用産出高とインフレ・ギャップとの和に等しい,と考えることもできる。…

※「インフレーショナリー・ギャップ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む