世界大百科事典(旧版)内のウェクスラー=ベルビュー知能尺度の言及
【知能テスト】より
…知能を客観的に測定するための道具で,〈知能検査〉ともいう。その測定結果は,一定の基準にてらして数量的に表示される。この場合,知能の一般的傾向を総括的にとらえる一般知能テストでは,精神年齢,知能指数,知能偏差値など,単一の指標であらわされるが,知能の特性により選択された下位検査にもとづいて各領域で働く知能を診断的にとらえる診断性知能テストでは,テスト得点がプロフィルとして描かれる。また,知能テストには,その施行様式からみて,個人を対象とする個別式知能テストと,集団を対象とする集団式知能テストとがあり,さらに問題構成様式からみて,主として言語を用いる言語式(A式)知能テストと,数字,記号,図形などだけによる作業式(B式)知能テストがある。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」