世界大百科事典(旧版)内のウェージャー,L.R.の言及
【結晶分化作用】より
…このためボーエンの主張は火山岩については成り立つものと考えられていた。1939年ウェージャーL.R.WagerとディアW.A.Deerの2人は東部グリーンランドのスケアガード層状貫入岩体のマグマの分化を研究し,ボーエンの学説とはかなり異なる結果を発表した。すなわち本源マグマに結晶分化作用が起こると,マグマはMgOに乏しくなりFeOやFe2O3に富んでくるが,Na2OやK2Oはなかなか増加せず,SiO2もかえって減少する。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」