世界大百科事典(旧版)内のウェーバー,W.の言及
【ポピュラー音楽】より
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[先進国型ポピュラー音楽]
ポピュラー音楽は,その本質からして当然のことであるが,先進資本主義国におけるものと旧植民地諸国におけるものとでは,あらゆる点で大いに様相を異にする。《音楽と中産階級Music and the Middle Class》(1975)の著者ウェーバーWilliam Weberによれば,ロンドン,パリ,ウィーンにおいて,18世紀後半にエリート家庭内で音楽会が催されることが多くなり,1830年代から40年代には公開の演奏会が急増し,70年にかけて近代的興行形態による演奏会が確立する。つまりこの時期に,クラシック音楽の聴衆層が形成される。…
※「ウェーバー,W.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」