世界大百科事典(旧版)内の《ウォールター・ミティの秘密の生活》の言及
【サーバー】より
…その底には時流を超えた虚無的な宿命観がひそんでおり,アメリカのユーモア文学のなかでも特異な存在として重要視されている。E.B.ホワイトとの共著《性は必要か?》(1929)をはじめ,《ぶらんこに乗った中年男》(1935),《現代寓話》(1940)などがあり,短編《ウォールター・ミティの秘密の生活(虹をつかむ男)》(1942)などは現代アメリカ文学中の秀作として高く評価されている。【大橋 吉之輔】。…
※「《ウォールター・ミティの秘密の生活》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」