世界大百科事典(旧版)内のウクルグの言及
【カマーンチェ】より
…奏者は棹の先端(中子先(なかごさき))を左膝上につけて楽器を支え,中国や日本の胡弓のごとく,右手の掌を上向きにして弓を持ち毛の張力を加減しながら左右にこする。これとほぼ同形の楽器がまた地方によって別名で呼ばれることもあり,ギチャク(アフガニスタン),ジョーザ(イラク),ウクルグ(トルコ),ラバーブ(エジプト)などがその代表的なもの。 トルコのケメンチェはカマーンチェのトルコ語形であるが,楽器の形態はいちじるしく異なり,西洋梨を縦割りにしたような形のネック型リュートである。…
※「ウクルグ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」