世界大百科事典(旧版)内のうずらどりの言及
【ウズラ(鶉)】より
…現在では採卵,食肉のためのウズラの飼育は卵を孵卵(ふらん)器によってかえし,狭い籠の中に多数を詰め込み,その籠を何段にも重ねて,人工光線を24時間照明する方法で効率よく行われている。【柿沢 亮三】 ウズラは古くは〈うずらどり〉と呼ばれ,その肉が美味なため狩猟の対象とされた。江戸時代には愛玩用として,上に網を張り,下に砂を敷いた鶉籠に入れたり,〈きんちゃく鶉〉といって腰に下げるきんちゃくの中に入れたりして飼育した。…
※「うずらどり」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」