世界大百科事典(旧版)内のウパーリの言及
【結集】より
…仏教では釈尊滅後ただちにマガダ国の首都ラージャグリハ(王舎城)で500人の弟子たちが集まって第一結集が開かれた。そのときに釈尊の侍者アーナンダĀnanda(阿難)が中心となって教法が結集され,ウパーリUpāli(優婆離)が中心となって戒律(ビナヤ)が結集されたと伝えられる。その後100年を経てバイジャーリー(毘舎離)において第二結集が行われ,さらにアショーカ王の時代にパータリプトラ(華氏城)において第三結集が行われたといわれる。…
【十大弟子】より
…仏の前で居眠りして叱責をうけ,眠らぬ誓いをたて,視力を失ったがそのためかえって真理を見る眼をえた。(8)優波離(うぱり) サンスクリット語でウパーリUpāli。持律第一。…
※「ウパーリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」