ウフエ・ボアニー,F.(読み)うふえぼあにー

世界大百科事典(旧版)内のウフエ・ボアニー,F.の言及

【アフリカ民主連合】より

…植民地体制下のフランス領西アフリカで結成されたアフリカ人の政党。1946年10月,フランス領スーダン(現,マリ)の主都バマコで,800名にのぼるアフリカ人政治指導者を各地から結集して結成大会を開催し,委員長にウフエ・ボアニー(のちのコートジボアール初代大統領)を選出した。以後,この地域の独立運動の過程で中心的な役割を果たした。…

【コートジボアール】より

…1904年には,西アフリカの他のフランス植民地とともにセネガルのダカールに総督府をおくフランス領西アフリカに編入された。 第2次大戦後,コーヒー,カカオ栽培農民を中心に結成された農民組合を基盤に台頭してきたウフエ・ボアニーを中心に,独立運動が展開された。彼は,フランス領西アフリカ各地の政治指導者を結集して46年に結成されたアフリカ民主連合の委員長に選出され,またそのコート・ジボアール支部としてコート・ジボアール民主党を結成した。…

※「ウフエ・ボアニー,F.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android