世界大百科事典(旧版)内のウルシュトロームタールの言及
【エルベ[川]】より
…マクデブルク付近からいったん北東方向に流れた後,再び北西に流向を変え,ほとんど直線的に北海に注ぐ。このような北ドイツ平原における主として北西方向のエルベ川の流路は,氷河期にスカンジナビアから北ドイツ平野へと前進した大氷床の融氷水を集めて流れた河谷(ウルシュトロームタールという)によって決定されたものである。 河口からハンブルクまでの約80kmは河口湾をなし,その幅は5~15km,水深は10m以上あって,ハンブルクはドイツ最大の貿易港を有する。…
※「ウルシュトロームタール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」