世界大百科事典(旧版)内のエアレーションタンクの言及
【下水処理】より
…具体的な方法としては,活性汚泥法か散水ろ床法が中心となるが,これらの方法は微生物が酸素の存在下で下水中の有機物質を分解安定化することを利用したものである。活性汚泥法の場合,エアレーションタンク(曝気(ばつき)槽)に流入した下水は,微生物を主体として構成された活性汚泥と混合され,同時に空気中の酸素を水表面から機械かくはん(エアレーター)で溶解させるか,底部より圧縮空気を気泡として注入(散気式エアレーション)する。エアレーションタンク内での混合と微生物分解反応時間は約6~8時間程度で,その後最終沈殿池(2次沈殿池)に導く。…
※「エアレーションタンク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」