世界大百科事典(旧版)内のエクソミスの言及
【服装】より
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[ヘレニズム]
ギリシアの巻き衣の典型は,2m×3mほどの長方形のウール地のショールを,好みに応じて,右腕だけは自由になるようにして身体に巻きつける〈ヒマティオン〉である。しかし多くの場合,男子の働き着として実用されたのは,これよりも小型の肌着にあたる〈エクソミスexõmis〉で,両肩もしくは片方の肩の上でピンでとめ,ベルトで胴体に固定した。また祭礼など特別な場合には,長めの〈キトン〉をチュニック状に着用した。…
※「エクソミス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」