世界大百科事典(旧版)内のエサリッジ,G.の言及
【風習喜劇】より
…やがてこの傾向は,劇の教訓性を重視する感傷喜劇sentimental comedyの出現を招くに至るが,この変化の根底には,王政復古期の風習喜劇が過度に知的で非行動的であったのを否定して,行動性をもった劇を作り出そうとする動きがあった。 風習喜劇の代表的作品は,エサリッジGeorge Etheregeの《当世風の男》,W.ウィッチャリーの《田舎女房》,W.コングリーブの《世の習い》,G.ファーカーの《だて男の計略》,J.バンブラーの《逆戻り》などである。18世紀のO.ゴールドスミスの《負けるが勝ち》,R.B.シェリダンの《恋敵》や《悪口学校》などもこの伝統に属するとされる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」