世界大百科事典(旧版)内の《エジンバラ評論》の言及
【スミス】より
…スミスがグラスゴー大学で60年代に行った講義の,学生による筆記が3種類残っていて,一つは修辞学,あとの二つは法学であり,それらはエジンバラ公開講義の内容にかなり近いものであろうと推測されている。 このころ(1750前後)の彼の著作として残っているものは,遺稿集《哲学的主題に関する論文集》(1795)のなかの〈天文学史によって例証された,哲学的研究の指導原理〉と《エジンバラ評論》への2編の寄稿である。前者はオックスフォード時代に大部分が書かれ,帰郷後に仕上げられたもので,スミスは引き続き,古代物理学史について,古代論理学・形而上学史について,同じテーマで論じた断片を書いた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」