エスカルゴティエール(読み)えすかるごてぃえーる

世界大百科事典(旧版)内のエスカルゴティエールの言及

【エスカルゴ】より

…【波部 忠重】
[料理]
 日本にはカタツムリを食べる風習がなく,わずかに子どもの癇(かん)などの薬にしたと伝えられるくらいである。これに対して,北アフリカでは中石器時代から食用とされていたことが,カプサ文化などに属するエスカルゴティエールescagotière(カタツムリの殻の貝塚)の存在によって知られている。ヨーロッパでもローマ時代には食用とされており,ローマ人によってヨーロッパ各地に食用カタツムリが伝えられ,なかでもフランスにエスカルゴ料理が発達して17~18世紀に定着した。…

※「エスカルゴティエール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android