世界大百科事典(旧版)内のエスタンピーの言及
【舞曲】より
…キリスト教権の強かった中世では,舞踏は異教的なもの,非宗教的なものとして,その音楽も記譜されることがなかったからである。しかし,トルバドゥールたちの出現とともに,一定の形式をもつ輪舞形態のエスタンピーやキャロルが誕生し,歌われたり楽器で奏されたりし始めた。やがて舞踏が宮廷生活に不可欠なものとなると,舞曲も目ざましい発展を遂げる。…
※「エスタンピー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」