世界大百科事典(旧版)内のエスティガリビア,J.F.の言及
【パラグアイ】より
…第1次世界大戦で小康状態を得たが,1932年石油埋蔵をめぐるボリビアとの国境紛争が勃発,両国は戦力を使い果たし35年停戦,38年にようやく終戦協定が成立した(チャコ戦争)。39年有能なエスティガリビアJosé Félix Estigarribia(1888‐1940)政権により政情が安定するかにみえたが,彼の不慮の死で挫折した。政情不安が続く中で47年内乱が勃発,コロラド党政権が樹立されたが,党内紛争による大統領の交替が相次いだ。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」