世界大百科事典(旧版)内のエスノクラシーの言及
【少数民族】より
…エスニック的に異種混合的な社会(現実には世界の過半数にみられる)にあっては,あるエスニック集団による他の一つないしそれ以上の集団の支配をもたらす。この場合,従属集団は少数民族であり,このようなエスニック集団間の支配体制を〈エスノクラシーethnocracy〉と呼ぶ。 支配的エスニック集団が数的にも優勢な社会では,エスニック集団間の関係は〈少数派問題minority problems〉としてあらわれる。…
※「エスノクラシー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」