世界大百科事典(旧版)内のエゾヨモギギクの言及
【キク(菊)】より
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[キク属の利用]
キク属Chrysanthemumには約250種ほどあり,この中には人間に利用されている種が多数ある。シロバナムシヨケギク(ジョチュウギク)のように殺虫剤の原料となるものやエゾヨモギギクのように強壮剤,消化剤,解熱剤など薬用に供されるものもある。食用にされるシュンギクもこの属である。…
【タンジー】より
…70種ほどからなるキク科の1属で,北半球に広く分布する。アジアの南西部からカフカスにかけて多くの種が知られているが,日本ではユーラシア大陸に広く分布するエゾヨモギギクT.vulgare L.(イラスト)が北海道で見られるのみである。属としてはキク属Chrysanthemumに近縁で,かつては同属と考えられた。…
※「エゾヨモギギク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」