世界大百科事典(旧版)内の《エタシペ・ハウェ》の言及
【ムックリ】より
…古くは踊りや歌の伴奏楽器としても使用されていたようであるが,近年ではもっぱら独奏楽器として婦女子に使用されている。曲目は《エタシペ・ハウェ(海馬(とど)の鳴声)》《コイ・フム(波の音)》など,自然の音響をまねたものが多い。竹製が本来のものであるが,樺太(サハリン)では,江戸時代に本土でも流行した〈ビヤボン〉と称する馬蹄形の鉄製口琴も用いられていた。…
※「《エタシペ・ハウェ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」