世界大百科事典(旧版)内のエッカートの実験公式の言及
【海水】より
…地表近くにある水の総量のうち,約94%が海水として海にたたえられている。太陽系の惑星の中で,海水をたたえた海が存在するのは地球だけである。海水の全体積は1350×106km3程度,1年間の蒸発量は450×103km3程度であるから,全海洋水が蒸発によってなくなってしまうのに必要な時間,すなわち水が海洋中に滞留する平均時間は3000年程度である。水の蒸発量に見合う量の水が,降雨,河川からの流入,北氷洋や南氷洋からの氷のとけこみによって補われているため,海水の量には実際上,目立った急な変化は起こらない。…
※「エッカートの実験公式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」