世界大百科事典(旧版)内のエドモンソン型乗車券の言及
【自動出改札】より
…乗車券を使用する自動改札機の使用は,ずっと遅れ,66年3月近畿日本鉄道での定期券専用型が最初である。ただし,このときの定期券は,パンチホール式であり,本格的な実用は,運輸省,国鉄,公営地下鉄,私鉄,そしてメーカーからなる日本鉄道サイバネテクス協議会の研究会で,磁気膜を使った乗車券(近距離用エドモンソン型乗車券・定期券)とこれに関連する機械の規格を決定した71年以降で,国鉄では71年柏駅試行のあと73年武蔵野線開業時に実用化している。なお,海外における自動出改札システムの開発は,早くからヨーロッパで進められ,1963年イギリスのロンドン地下鉄で導入以来,フランスのパリ地下鉄などで広く実用化されている。…
※「エドモンソン型乗車券」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」