エネルギー消耗説(読み)えねるぎーしょうもうせつ

世界大百科事典(旧版)内のエネルギー消耗説の言及

【疲労】より


[疲労によって生ずる生体反応]
 疲労を,人間をとりまく外環境と生体のホメオスタシスの維持,すなわち生体防衛の一般現象としてとらえる立場から,疲労の発生メカニズムについて,いくつかの説がある。筋肉疲労に関する乳酸疲労説やエネルギー消耗説と呼ばれているものがそれである。(1)乳酸疲労説 乳酸の筋収縮抑制作用にもとづいたもので,筋肉に酸素を供給しないで繰り返し運動させると筋肉内に乳酸が増加し,それが一定量に達すると筋肉は硬直状態になり,運動しなくなるという説である。…

※「エネルギー消耗説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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