《エピトメ》(読み)えぴとめ

世界大百科事典(旧版)内の《エピトメ》の言及

【レギオモンタヌス】より

…ポイエルバハGeorg von Peuerbach(1423‐61)から天文学を学んでその協力者となる。ビザンティンの人文主義者で神学者であり,またトルコの圧迫によって東西教会の統一という課題にも取り組んだベッサリオンがウィーンを訪れた際(1460)に,ポイエルバハは彼からプトレマイオスの《アルマゲスト》の正確な集約版をつくることを提案され,ポイエルバハは,12世紀のクレモナのゲラルドのラテン語訳を用いてこの仕事を行ったが,彼の死後,この仕事を受け継いだレギオモンタヌスは,ベッサリオンに伴われてローマへ赴き,ギリシア語を学んだうえで,《アルマゲスト》集約版である《エピトメ》を完成した(1463)。結局,このポイエルバハ=レギオモンタヌス訳の《エピトメ》が印刷刊行されたのは96年ベネチアにおいてであったが,《エピトメ》には,プトレマイオス以降の新しいデータがいくばくかつけ加えられており,とくに月に関してプトレマイオスの誤りを指摘しており,コペルニクスがこの刊行本を読んで,プトレマイオスが完璧ではないという確信を得たと伝えられる。…

※「《エピトメ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

3月から 5月頃に発生する雷。寒冷前線の通過時に発生する界雷で,この雷雨はよくひょう(雹)を伴う。春の到来を伝える雷ともいわれる。雷鳴に驚き冬眠していた地中の虫たちが目ざめるという理由で「虫出しの雷」...

春雷の用語解説を読む