エフェ(読み)えふぇ

世界大百科事典(旧版)内のエフェの言及

【ゼイベキ】より

…18世紀以後,オスマン帝国と西ヨーロッパ諸国との間の地中海貿易が拡大すると,エーゲ海東岸の貿易港イズミルが勃興し,その後背地である西アナトリアの綿花,穀物,果実,畜産品などが,ラクダによる隊商によってイズミルに出荷された。この隊商路上に位置する各地方に,エフェefeとよばれる指導者たちのもとに結集したゼイベキたちは,通行の安全を保証する代りに,一種の通行税を要求した。彼らは,男らしさ,義俠的精神などによって,また,独特の衣装と舞踊とによって知られた。…

※「エフェ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む