エリオット,C.(読み)えりおっと

世界大百科事典(旧版)内のエリオット,C.の言及

【アヘン戦争】より


[戦争の勃発]
 1839年(道光19)3月,湖広総督林則徐はアヘン禁絶の特命を帯びた欽差大臣として広州に到着し,外国商人にアヘンの提出および今後アヘン密貿易にたずさわらぬという誓約書の提出を命じた。イギリス政府の駐広州貿易監督官C.エリオットはついにアヘン提出を認め,林則徐はそれを虎門海岸で焼棄した。ただしエリオットはイギリス船に誓約書の提出は拒否させて,一方では戦闘態勢を整え,9月九竜港付近で清朝海軍と砲火を交え,アヘン戦争が勃発した。…

※「エリオット,C.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む