世界大百科事典(旧版)内のエルベ川航行条令の言及
【エルベ[川]】より
…領邦政府はその除去に努力したが,その達成は容易ではなかった。1815年ウィーン会議最終議定書ではじめて,数ヵ国を貫流する河川に関する国際化の原則が宣言され,1821年エルベ川航行条令によって,沿岸領主や都市のもつあらゆる貨物積換権,互市強制権Stapelrechtが廃止された。しかし関税の徴収は一部では1870年まで続いた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」