世界大百科事典(旧版)内のエンソール,B.の言及
【ドクロリー】より
…帰国後,1901年知恵おくれと障害者のための教育施設を自宅につくったのをはじめ,07年にはブリュッセル郊外に普通児のために〈生活による生活のための学校L’école pour la vie,par la vie〉を創設した。第1次世界大戦後はブリュッセル大学の教授となり,21年フランスのカレーで結成された国際新教育連盟では,イギリスのエンソールBeatrise Ensorとともに中心的役割を果たして注目された。彼が設けたいわゆる生活学校の教育法は〈ドクロリー法〉といわれているが,伝統的な権威主義教育の打破をめざす,子どもの欲求と興味を重視した生活総合カリキュラムである。…
※「エンソール,B.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」