世界大百科事典(旧版)内のエーレ海峡の言及
【カテガット海峡】より
…ユトランド半島とスウェーデンの間の海峡。北海とバルト海を結ぶ海峡の東部の水域で,西はスカゲラク海峡に,東は三つの海峡でバルト海につながる。幅60~150km。この海峡の南半はモレーン(氷堆石)源の砂礫底で,20mくらいの深さであるが,北東のスウェーデン側は80m以上で,海底谷がある。バルト海への主水道であるエーレÖre海峡には,中世に海上税関があり,デンマーク王の大きな財源になっていた。現在もバルト海と外海をつなぐ唯一の通商路である。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」