オイラー極(読み)オイラーきょく

最新 地学事典 「オイラー極」の解説

オイラーきょく
オイラー極

Euler pole

球面上を動く剛体運動は,その球の中心を通る一つの軸回りの運動として記述される。その回転軸が球面と交わる2点のうち反時計回り回転に対応する点をオイラー極と呼ぶ。拡大境界で接する2つのプレートが発散運動を行うとき,両プレートの境界に生じるトランスフォーム断層はオイラー極を中心とする小円上に配列する。スイスの数学者オイラーEulerにちなむ。

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参照項目:プレート運動

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 宇野

世界大百科事典(旧版)内のオイラー極の言及

【プレートテクトニクス】より

…断裂帯に沿ってはプレート相対運動は現在はみられないが,その走向はかつてのプレート相対運動に平行なので,過去の運動を復元するときに相対運動の方向の化石としての役割を果たす。
【プレート相対運動】

[現在のプレート]
 プレートは地球という球面上の剛体板であるから,その運動はオイラーEulerの固定点定理によって地表のどこかの点(オイラー極)に立てた鉛直軸のまわりの回転として表すことができる(図2)。n個のプレート間には(n-1)個の相対運動が,それぞれのオイラー極の位置と回転角速度によって与えられる。…

※「オイラー極」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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