オクノカミ(読み)おくのかみ

世界大百科事典(旧版)内のオクノカミの言及

【納戸神】より

…隠岐や五島の宇久島などでは,納戸神は田の神とされ,春と秋に納戸と田を去来する伝承を伴っている。兵庫県佐用郡上月町では,納戸神はオクノカミ,ウチノカミと呼ばれ,女の神で作神と信じられ,毎月1,15日にまつるほか,正月には年棚に米,餅,栗,柿を供え,亥子には升に餅を入れて供えるという。このように納戸神は正月の神,田の神,作神,女の神といわれるが,このほか子どもの神,婦人病の神,夫婦神,安産の神ともされ,おもに人や稲の多産豊穣にかかわる神になっている。…

※「オクノカミ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む