おしら神(読み)おしらがみ

世界大百科事典(旧版)内のおしら神の言及

【ウマ(馬)】より

…なお,関東以北では養蚕の伝播に伴って,長者の娘に馬が恋してともに死し,その死体からかいこが生じたという〈馬娘婚姻〉の由来譚を伝えている。これはかいこ神としてのおしら神信仰に伴って,その祭礼にあずかる巫女(みこ)の祭文に語られるところからきたもので,その源は中国からの伝来である。 また馬は毛色がもっとも特徴となるので注意がはらわれ,ことに白馬は神聖なものとして神祭に供せられ,また貴人の乗用ともなった。…

【養蚕】より

…御伽草子《戒言(かひこ)》もその一つである。東北地方のおしら神も養蚕の神としての側面をもち,馬と人間の娘との婚姻を物語るイタコの〈おしら祭文〉も蚕神の由来,養蚕の起源を説いている。おしら信仰【小松 和彦】。…

※「おしら神」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む