世界大百科事典(旧版)内のオスペダーレ・マッジョーレの言及
【フィラレーテ】より
…47年聖遺物どろぼうの嫌疑をかけられてローマから追放され,北イタリアを放浪したのち建築家としてミラノ公に仕えた。スフォルツァ城の塔門,大病院オスペダーレ・マッジョーレ,ベルガモ大聖堂(19世紀に全面改修)等の作品がある。全25書からなる《建築論》では,対話体の物語にそって架空の理想都市スフォルツィンダSforzindaの建設,架空の《黄金の書》にもとづく古代都市プルシアポリスPlusiapolisの様子,作図法と色彩論が語られ,王宮,城塞,集中式教会堂など多様な設計例が紹介される。…
※「オスペダーレ・マッジョーレ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」