オッペール,J.(読み)おっぺーる

世界大百科事典(旧版)内のオッペール,J.の言及

【アッシリア学】より

…ローリンソンはさらに100個ばかりの音価を決定し,バビロニア文字の原理とセム語的性格を明確に理解して,51年にビストゥンのテキストを刊行する。バビロニア語と方言的な差しかないアッシリア語についてもオッペールJ.Oppertは大英博物館に移管されたニネベ文書の中に楔形文字の音価と意味を並記したシラバリーsyllabary(字音表)を発見し,すでに解読されていた文字の確認と修正補充を行い,固有名詞の音価なども決定する論文を85年に発表することにより,文献学的研究の基礎を据えた。1857年,イギリスの王立アジア協会はヒンクス,ローリンソン,オッペール,タルボットW.H.F.Talbotら4人にアッシュールで新しく発見されたアッシリア語碑文を別々に翻訳させ,それらの解読結果が一致したことを公式に確認し,アッシリア学が誕生することになった。…

※「オッペール,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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